イタリアの、ポンペイ遺跡の続きです。



時系列の訂正があります。
直す元気がないので、このまま続けます。

正しくは、
質素なパン屋さん



ルパナーレ(遊郭 娼館)



三角形のフォロ



大劇場(今回の記事)

小劇場



の順に見学しました。

三角形のフォロ
11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (123)

三角形のフォロは、その名の通り特殊な三角の形で、
サルノ川の谷と河口を見下ろす溶岩が形成する
稜の上に広がり、ポンペイでも最も古い
紀元前6世紀頃の聖域を今に伝えています。

このフォロには、テアトリ(劇場)通りから、
噴水を前に壮大な正面を形成する6本の円柱の並ぶ
ポーチを通って行くことができます。

内側の柱廊は紀元前2世紀に建てられ、
凝灰岩でできたドリス式の円柱を持つ
神殿の区域を取り囲んでいます。

神殿へ登る階段の手前には
長方形の2重の囲いがあって、
ポンペイの伝説の創始者エルコレの墓
とされています。

囲いの後ろにはドリス式の柱を持つ
円形の建物(ソロス)があって、
サンニウムの行政官ヌメリウス・トレビウス
が作らせた井戸を取り巻いています。

広場の東側にはサンニウムの運動場
が広がっていました。

11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (125)

11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (128)

11.6.1.9. ポンペイ遺跡 三角形のフォロ (162)



11.6.1.9. ポンペイ遺跡 三角形のフォロ (163)
大劇場
11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (165)

大劇場は、中央のすり鉢部分のために
丘の自然な傾斜を
利用して建設されました。

ドーム型ヴォールトの上に置
かれた階段席は
通路によって3つのゾーンに分けられ、
それぞれが5つの区画に分けられていました。

建設の時期は紀元前2世紀の中頃で、
後にローマ人の好みに合わせて、
大きな変更が加えられ
ています。

数少ない記録のうち、
東側の出入り用通路の
入り口に残された碑文には

アルキテクトゥス(建築家)の

マルクス・アルトリウス・プリムスが
アウグストゥスの時
代に
工事を担当したことが記されています。

その工事の内容は、
舞台装置とステージ関係、
ヴェラリウ
ムと呼ばれる
暑い日の日よけのヴェール、
座席の番号付
けに関するものでした。

この劇場では伝統的なギリシアローマの
喜劇や悲劇が上演されていました。

また、この劇場は公共建築の中では
最初に完全に発掘さ
れた建物です。

11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (139)
小劇場より、大規模な劇場跡です。
地形を利用して作られたとはいえ、
立派な劇場で、現代でも、どちらの劇場も、
そのまま利用できそうですね。

11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (140)



11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (164)

11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (141)

11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (142)

11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (143)



11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (144)

11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (145)

11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (147)

11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (146)



11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (148)

11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (149)

11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (167)

11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (168)



11.6.1.9. ポンペイ遺跡 大劇場 (166)

23.1.19  (28)
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23.1.19  (37)
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