イタリアの、ポンペイ遺跡の続きです。

前回の記事に、写真を追加していますので、
良かったらご覧ください。↓



Caupona Euxini
(カウポナ・エウシーニ)
水道水飲み場
11.6.1.6.. ポンペイ遺跡 水道  (96)
水槽の手前の石は、椅子代わりなのでしょうか?
11.6.1.6.. ポンペイ遺跡  (91)
次の見学場所への移動で、
通りすがった通りを撮影しています。
11.6.1.6.. ポンペイ遺跡  (92)

11.6.1.6.. ポンペイ遺跡  (94)

11.6.1.6.. ポンペイ遺跡  (95)



11.6.1.6.. ポンペイ遺跡  (96)
panificio di modesto
(パニフィーチョ モデスト)
質素なパン屋さん
11.6.1.6.. ポンペイ遺跡質素なパン屋   (100)
くびれた溶岩で作られた石臼です。
上のくびれた溶岩の四角い穴は、
木材を差し込んで、人が回したり、
木材に、ロバをつないで、
石臼の周りを歩かせて、
小麦粉を挽いていました。

11.6.1.6.. ポンペイ遺跡質素なパン屋   (101)
アーチ状ので、パンが焼かれていました。
11.6.1.6.. ポンペイ遺跡質素なパン屋   (102)
ポンペイには、パン屋さんが35軒発見されています。
トマトは、ごく最近にローマに伝わったので、
この頃は、ピッツァは作られていませんでした。

11.6.1.6.. ポンペイ遺跡質素なパン屋   (103)

ポピディウス・プリスクスのパン屋

(panificio di modesto(パニフィーチョ モデスト))
質素なパン屋さん

ここでも、他と同様に製粉所とパン屋は
一続きになって
います。

粉とパンの製造は、
同じ一つの製造過程に含ま
れるためです。

小麦は溶岩でできた大きなひき臼で製粉され、
このパン
屋には5台のひき臼が残されています。

ひき臼は円錐形
をした下部(メータ)と
砂時計の形をした上部(カティルス)

二つの部分からなっています。

小麦はカティルスに注
がれ、
奴隷や家畜によってカティルスが回転すると
製粉
された粉が下に落ちます。

建物の中央に置かれた大きな窯では、
色々な形のパン
が焼かれ、
できた製品は同じ場所で、
小さな空間にカウ
ンターを置いて
販売されていました。

このパン屋にはカ
ウンターがないため、
製品は注文に応じて造作っていた
か、
卸で売っていたか、
あるいはリバニと呼ばれた行商人
達が
売り歩いたかだと考えられます。



11.6.1.6.. ポンペイ遺跡質素なパン屋   (104)
石臼は、二つの部分に分かれています。
下の溶岩臼は、上部分が円錐になっていて、
くびれた溶岩臼を、下の円錐型の溶岩臼にかぶせて、
くびれた溶岩臼の上から、小麦を投入して、
馬によって石臼が回されて、その間から小麦が
挽かれて、丸い台の上に小麦粉が落ちます。

11.6.1.6.. ポンペイ遺跡質素なパン屋   (105)
裕福な家には、細かいふるいにかけられた小麦粉が、
庶民や、貧困層は、粗いふるいにかけられた、
全粒粉が提供されていました。

11.6.1.6.. ポンペイ遺跡質素なパン屋   (106)

11.6.1.6.. ポンペイ遺跡質素なパン屋   (107)
恐らく馬小屋です。
11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (109)



11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (110)

11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (111)

11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (146)


11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (112)
この建物と、歩道の際の細長い管は、
鉛でできた水道管が露出したものです。
11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (114)
次の目的地までの、
通りすがりの風景を撮影しました。



11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (117)

11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (118)

11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (119)

11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (119)
通りの辻には、通りの名前の看板と、
モザイクで作られた、通りのマークが付けられています。

11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (120)



11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (131)

11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (121)


11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (122)
三角形のフォロ
11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (123)
内側から撮影しています。

三角形のフォロは、その名の通り特殊な三角の形で、
サルノ川の谷と河口を見下ろす溶岩が形成する
稜の上
に広がり、ポンペイでも最も古い
紀元前6世紀頃の聖域
を今に伝えています。

このフォロには、テアトリ(劇場)通りから、
噴水を前に壮大
な正面を形成する6本の円柱の並ぶ
ポーチを通って行く
ことができます。

内側の柱廊は紀元前2世紀に建てられ、
凝灰岩でできた
ドリス式の円柱を持つ
神殿の区域を取り囲んでいます。

神殿へ登る階段の手前には
長方形の2重の囲いがあっ
て、
ポンペイの伝説の創始者エルコレの墓
とされていま
す。

囲いの後ろにはドリス式の柱を持つ
円形の建物(ソロ
ス)があって、
サンニウムの行政官ヌメリウス・トレビウス
が作らせた井戸を取り巻いています。

広場の東側にはサンニウムの運動場
が広がっていまし
た。


三角形のフォロ
11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (125)



11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (126)

11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (127)
三角形のフォロ
11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (128)

11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (129)

11.6.1.7 ポンペイ遺跡  (130)

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